女性の話し方を理解する
女性の会話を理解するうえで、まず覚えて欲しいことは、女性は「会話することを目的に話している」ということです。
女性との会話を楽しむことができれば、とても簡単にモテるようになります。
私は「女性と会話する」ということはもっとも得意としているのですが、それを全て記してしまうと、このサイトでは収まりきらないので、要点だけお伝えしますね。
あなたは、
「男友達と話すのは簡単なのに、女性と話すとどうもテンポが違うので困ってしまう」
こんなことはありませんか?
会話を通して、コミュニケーションをとることが、女性の会話の仕方です。
これに対して、男性は会話に意味と目的を求めています。
普通の男友達ならば
・新車を買うならエスティマとオデッセイのどちらがいいの?
・アップルのiPhoneは、どこが使いやすい?
・巨人、阪神、中日はどこが優勝する?
同じ会社の同僚なら
・今日の売上をどうするか
・今期の見通しはどうか
・トップの人事争いはどうなるのか
こんな話題で、お互いの意見をぶつけあうのが普通ではないでしょうか。
男性は、自分の意見を発表し、討論し、それなりの決着をつけたがります。
最近、男友達と話した内容について思い出してみて下さい。
思い当たりませんか?
男性がこのような話し方をするのは、そもそも、私達の祖先のしごとが、狩りと問題解決であったことが原因だという説があります。
・鹿を追い込むための作戦はどうするか
・狼に襲われたときはどの武器が効果的か
・川が氾濫したときはどうやって食い止めるか
男同士が話し合う時は、こういう話題でした。
そこには、会話を楽しむという意味はほとんどありません。
会話の参加者同士で意見を重ね、情報を交換し、とにかく優れた結論を出すことが大切です。
さもなければ、本人、又は家族、仲間達の命に関わってくるからです。
そんな会話の仕方をする男性に対して、現代の女性達の話題は違います。
・どこの店のアイスが美味しい
・○○部の課長が不倫をしている
・昨日見たドラマの次の展開
このような、評判や噂話、とりとめもない話題で会話することで、お互いのコミュニケーションをとること自体を楽しもうとしています。
決してそこに、目的や結論、オチなどを必要としないのです。
男性の例のように、女性のこの性質を説明すると、太古の女性の仕事が、木の実の採集、料理、育児が中心だったからだと言われています。
これらの仕事は、高い協調性、社会性が必要とされています。
会話をすることでお互いにコミュニケーションをとり、評判やうわさ話をすることで美味しい果実をみつけたり、男どもが狩りででかけている間に見知らぬよそ者が侵入しても判別できるようになったのです。
このような女性特有の会話を理解していないと、男性はつい苛立ってしまいます。
「その話の結論は結局何なんだ?」
「オチはないのか?」
「なせ、そこで話が飛ぶんだ?」
このように思ってしまったことはありませんか?
女性の会話には、そもそもオチも結論も必要ないのです。
会話を続けることで、2人の関係が強化されるからです。
あなたが女性の話し方にイライラしているならば、女性もあなたの話し方にイライラしています。
「せっかく美味しいお昼ご飯をたべているのに、また仕事の話?いい加減にして」
このように思っている女性はたくさんいます。
ですから、女性と会話するとき、その話題に意味を探したり、オチをつけようとしたりせず、ダラダラと話して、聞いてあげればいいのです。
他の女性達がやっているのと同じように。
これができる男性は、なかなかいません。
女性が、自分のペースで話せると思ったとき、あなたは恋愛対象になるはずです。
アクション
1.女性の話し方と男性の話し方は違うということを理解しましょう。それが理解できないと、イライラするだけで、会話がはずみません。
2.女性との会話には、結論も、オチも必要としていません。面白い話をするのはいいですが、それを女性に求めても無理があります。
3.仕事の話や、政治、社会についての話は敬遠されがちです。最初は砕けた話で、盛り上がれる関係をつくるべきでしょう。
【余談】
女三人集まれば姦(かしま)しいという言葉がありますね。
女性も3人集まれば、やかましくてかなわないという意味です。
今気づきましたが、「姦しい」という地は、女が三つ集まってできているんですね。なるほど、その通りなのでしょう。
ファミレスや電車の中で中年のおばさん達の会話を聞いていると、とても面白く感じることがあります。
みんなが全く別のことを話していて、誰一人他の話しを聞いていないように思えます。
私は絶対その中に入りたいとは思いませんが、おそらく当人達は、一応話の流れを理解しているのでしょう。
女性の話し方は男性と違うと理解しても、やはり面倒臭くなることはあります。しかし、そういうもんだと、思えるか思えないかが、大きな差になるのかもしれません。